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こんにちは。おばばでございます。
昨日から雨が続き、おまけに寒い。
もういらないでしょうとしまった長袖を引っぱり出して着る始末。でも明日は暑いんですよね・・・。
さてさて、建築のお話。
前回の土台工事の次は、ずーーーーーーっと前にお知らせした「上棟」になるわけです。
あの「幣束」を棟木に立てた日ですね。
「棟木は家を守る神様が宿る場所と考えられていて、棟梁が棟木に幣束を立てて、破魔矢を飾り、お米・お酒・お塩を四方にまいて浄め、儀式を行う」と建築の本にかいてありました。
で、その時にまいたお米たちがこれです。工事の安全とおうちの安全をお祈りしました。
見えますかね?おこめとお酒をまいた跡。
こんなふうに、知らない所にも祈りが込められているって、おばばはこの歳で初めて知りました。
その昔、おばばが小学生だったころ、自宅を建て直す際に「建前」いわゆる「上棟」のお祝いをして、夕方から建築中の現場にテーブルを設けて
お料理やらお赤飯やらお酒やら並べて、大工さんや近所の方々に来て頂き、土台に座って食事をした覚えがあります。
ご近所で建前があるとお赤飯やお菓子をいただいた記憶もあります。
建前はそういう「おいしい」行事だと子ども心に思っていました。・・・違うわい・・・
現代では「地鎮祭」にしても「上棟式」にしても、いろいろな事情から簡略化・省略されるようですが、なくなって欲しくないものですね。
工事の間、何度も青梅に行きましたが、だいたいは横浜から多摩川沿いの「多摩沿線道路」通称土手道(どてみち)を通っていました。
片側1車線づつの道路で、右手は土手の草っぱら、左手は住宅とか工場・・・的なさほど面白い道ではありません。
ところがある日「マツコの知らない世界」の絵地図の回で、村松昭さんという絵地図作家の方が描いている
「日本の川 たまがわ」というのが紹介されていて、おばばは図書館で借りてみました。
そしたら、なんとまあ楽しい!いつも通っている横浜から青梅までの景観がほぼ全て描かれていて!
で、水門とか熊とか鳥とか電車とか釣り人とかも描かれていて地理と生態系の勉強にもなる~って感じで、
青梅の現場も「この絵のこのへんですよね~」って指さしできるほど。で、買っちゃいました。
残念ながら、多分「版権」とか「著作権」とかで勝手に絵本の写真は載せちゃいけないと思うので載せませんが、気になる方は題名で検索してくださいね。
しばし、現場へ行く際はこの本を携えて、「へぇ~あそこに見えるのは〇〇〇なんだ~」とか、現実と比べていました。
余談ですが、この村松昭さんのアトリエは、おばばが好きな「ヤッターワン」のいる駅の近くの橋を渡った近くのようで、
なんだかご縁を感じてしまいました(勝手に・・・)
他にもいろいろな川の絵地図を描いていらっしゃる方なので、お近くに川が流れている方は一度調べてみてくださいね。
今日のわんこ。
投薬治療中ですが、ごはんをもりもり食べているとのこと。
で、食べた後は爆睡。
建築以外の話が多くてスミマセン・・・
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おばばでした。